国石
こくせき
名詞
標準
national gemstone
文例 · 用例
十歳ばかりの頃なりけん、加賀国石川|郡、松任の駅より、畦路を半町ばかり小村に入込みたる片辺に、里寺あり、寺号は覚えず、摩耶夫人おわします。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
「同六年同国石和に於て同所小林総右衛門の女を妻とす。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
コバルトタイルを張つた、小さい浴槽いつぱいに湯は溢れ、白い外国石鹸で躯を洗ひながら、富岡は、痩せさらばへて死んでいつた妻に対して、不憫な気もしてゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
天と地の折目をのばして、一折りずつひろげると、先ず主人邦夷の名が例の通り低く書かれて、「其方へ、石狩国石狩郡ノウチ、トウベツノ地一帯ノ貸付|被仰付候事」と二行に書き、「明治四年六月、開拓使」と署名されていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
延喜式には、壱岐国壱岐郡|手長比売神社、同国石田郡|天手長男神社・天手長比売神社があって、後の二社は名神大社と仰がれ、その手長男神社は同国一の宮ともなっている。
— 土蜘蛛研究 『手長と足長』 青空文庫
加陸奥国石椅神従四位下とあるものがそれである。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
作例 · 標準
日本の国石はヒスイであり、その神秘的な緑色は古くから多くの人々を魅了してきた。
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宝石店で美しいヒスイの指輪を眺めながら、これが日本の国石なのだと改めて感心した。
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「お母さん、糸魚川の河原で国石のヒスイを探してみない?」
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