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尖角

せんかく
名詞
1
標準
apical angle
文例 · 用例
其骨の尖角の間から洩るる大空が、気味の悪いほどに澄切っているのは、軈て真黒な雪雲を運び出す先触と知られた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
孤獨な環境の海に漂泊する船の羅針が、一つの鋭どい意志の尖角が、ああ如何に固い冬の氷を突き破つて驀進することよ。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
彼は首を真直ぐに堅めながら、その尖角った肩先で女たちを跳ねのけ跳ねのけ進んでいった。
横光利一 上海 青空文庫
尖角に化して行こうとするゴシック建築の曲線は全く別種の美を現わしている。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
「――主人小寺|政職といえ、御着の小城といえ、全お味方から観れば、微々たるものでございましょうが、従来はこの伊丹、尼ヶ崎、花隈の三塁を以て中国に接する第一線となされていたものが、今日以後、更に播州の姫路、御着の敵地深くに、織田|麾下の尖角と作戦の基地を持つ形となりました。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
秀吉もまた、直ちにそれを、察知したものの如く、前線の尖角陣地から山麓の要所へわたって、壕を掘らせ、柵を結わせ、かつ、「こよいから陣々には、夜どおし篝を絶やすな」 と、令した。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
前哨の散兵陣地、尖角陣地、第二陣地、ほとんど一溜りもなく押し崩され、中軍の寺院附近は、それらの為すなき将兵や馬のいななきで埋まっていた。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
「しょうせんかく」「朝鮮閣?
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
作例 · 標準
その宝石は、尖角せんかく)が鋭く、光を反射して美しく輝いていた。
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彼女は、紙を折り紙のようにして、尖角せんかく)のある複雑な形を作った。
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その建物の屋上は、尖角せんかく)の多い、近未来的なデザインだった。
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