鋭角
えいかく
名詞頻度ランク #42568 · 青空 75 例
標準
acute angle
文例 · 用例
人の眼も昇降機の如く、鋭角を追うて一気に上下すれば、建物と建物との間にはさまって、帯のように狭くなった天空は、ニューヨークの株屋が活動するウォール・ストリートあたりを見るような天空深淵を、下から上へとのぞかせている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
さうしてその四肢が常に鋭角に動く、まさしく竹の感覚である。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
棟は鋭角をなして空中に高く尖っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
音と声とが鋭角をなしてとげとげしく空気を劈いて響き交わした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
何のあとへ鼠が出ても、ちつとも差支はないのであるが、そのみゝづくが窓を離れて、第一のいてふへ飛移つたと思ふ頃、おなじガラス窓の上の、眞片隅、ほとんど鋭角をなした所で、トン、と音がする。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
鋭角的な輪廓、よく通った鼻筋、広い額、が、その冷たさに触れてかえって心が温まると思われる様な感じを起させるのだったが、唯一つ、少し上にむくれている上唇が、可憐に見えた。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
広重、文晁に限らず、たいていの絵の富士は、鋭角である。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
その葦の枯葉が池の中心に向って次第に疎になって、只|枯蓮の襤褸のような葉、海綿のような房が碁布せられ、葉や房の茎は、種々の高さに折れて、それが鋭角に聳えて、景物に荒涼な趣を添えている。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
作例 · 標準
この図形のすべての内角は鋭角なので、鋭角三角形だ。
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道路が鋭角に曲がっているので、運転には注意が必要だ。
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三角定規には、90度の他に鋭角が2つある。
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