仲冬
ちゅうとう
名詞
標準
eleventh month of the lunar calendar
文例 · 用例
仲冬の寒い奥州の長途も尽きて漸く目ざす叛乱地に近づいた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
三冬(初冬、仲冬、晩冬)の厳寒に屈ませられた生物は、再び春に遇って皆争って萌え出で動き出し、草木から虫に至るまで尽く活気に充ちる。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
安政五年歳次戊午仲冬之月。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
だが、実際の刈り上げ祭りは、正しくは、仲冬に這入つてから行はれるので、近代までもさうせられてゐる。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
即位式が、先帝崩御と共に行はれる様になり、大・新嘗祭りは、仲冬の刈り上げ直後の行事と変り、日の御子甦生の産湯なる禊ぎは道教化して、意義を転じ、元旦の拝賀は詔旨よりも、賀を受ける方を主とせられる様になつて行つた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
かうした光景の中に申分なく具現されてゐるのが、あのプア・ロビンが考へてゐた仲冬の愉樂であるのだ。
— アーヴィング 『驛傳馬車』 青空文庫
高田の俳友楓石子よりの書翰に天保五年の仲冬雪竿を見れば当地の雪此|節一丈に余れりといひ来れり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
仲冬の頃にいたれば身に斑の錆いで、肉も紅ゐ薄し。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
「仲冬」の澄んだ空気の中、木枯らしが吹き始めた。
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旧暦の「仲冬」は、新暦では晩秋から初冬にかけてにあたる。
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「仲冬」の時期に収穫される作物は、寒さに強く、味が濃厚だと言われている。
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