偸盗
ちゅうとう異読 とうとう
名詞動詞-サ変
標準
robber
文例 · 用例
近頃の新聞の三面、連日に、偸盗、邪淫、殺傷の記事を読む方々に、こんな事は、話どころか、夢だとも思われまい。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
芥川龍之介君の『偸盗』はまだ未完だ。
— 田山録弥 『自他の融合』 青空文庫
藤判官の屋敷を、表から襲った偸盗の一群は、中門の右左、車宿りの内外から、思いもかけず射出した矢に、まず肝を破られた。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
藤判官の屋敷から、引き揚げてきた偸盗の一群は、そのやみの中にかすかな松明の火をめぐりながら、三々五々、あるいは立ちあるいは伏し、あるいは丸柱の根がたにうずくまって、さっきから、それぞれけがの手当てに忙しい。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
それゆえに彼らの生活には私たちが感じ得る限りでは偸盗や姦淫がなくとも、彼らの魂の深さと鋭さとはそこに偸盗や姦淫を感じ出さずにはいられなかったのではなかろうか。
— 三木清 『語られざる哲学』 青空文庫
自分達の常識で正鵠な判断は致し難いが、土匪は、馬賊に倍する残虐と、偸盗、殺戮を恣にすることで知られて居る。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
昔、あるところに一人の偸盗が入った。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
ただし武将が用いる時には、変幻出没たる兵法となり、悪人姦党が利用する時には恐るべき偸盗の道具となる。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
夜中に「偸盗」が入り、現金や貴金属が盗まれた。
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彼は、「偸盗」の疑いで警察に連行された。
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「偸盗」行為は、社会の安全を脅かす許されない犯罪だ。
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