一位
いちい異読 イチイ
名詞
標準
Japanese yew (Taxus cuspidata)
文例 · 用例
僕は氏の晩年の小説(歯車、西方の人、河童等)を日本文学中で第一位の高級作品と認めてゐるが、その俳句に至つては、彼の他の文学であるアフオリズム(侏儒の言葉)と共に、友情の割引を以てしても讃辞できない。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
日光や軽井沢も悪くないが、それは温泉でないから別として、温泉では箱根を第一位にあげたい。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
テグスは竿頭から三分の一位の処で切れたことが、手さぐりで分つた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
関白、内大臣、藤原氏の氏の長者、従一位、こういう人が飯綱の法を修したのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
併し何歳頃から草双紙を読み初めたかどうも確かにはおぼえません、十一位でしたろうか。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
ブラブラ遊んで暮らすのを誇りとしている一部上流社会の奴原を初めとし、ろくろく食う物も食えぬくせに、汗を流して努力する事を好まぬ下等人士に至るまで、惰眠を貪りつつ穀潰しをやっておる者共は、今日少くとも日本国民三分の一位はあるであろう。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
痛い痛いと脛を撫でつつ漸くそこに達し、拝殿にも上らず、直ちにその後の丘の上に駆け上ると、ここぞ海抜三千三百三十三尺、高さからいえば富士山の三分の一位のものであるが、人跡余り到らぬ常州第一の深山八溝山の絶頂である。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
つくりものの鳥は、「皇帝のご寝室づき歌手」という、名前をいただき、位は左側第一位にのぼりました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『ナイチンゲール』 青空文庫
作例 · 標準
庭の生垣に一位を植えて、丹念に刈り込んで形を整える。
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一位の材は非常に緻密で狂いが少なく、古くから建築や工芸の高級材として珍重されてきた。
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飛騨地方では、一位の木を用いた伝統工芸品「一位一刀彫」の製作が今も盛んに行われている。
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「一位の実は甘くて美味しいけれど、種には強い毒があるから絶対に噛んではいけないよ」と祖父が注意した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
一位(いちい) 最も上の地位のこと。首位。 日本の位階及び神階における位の一つ。正一位と従一位の総称。二位の上で、最上位に位する。→正一位・従一位 算数・数学で下一桁のこと。一の位。→命数法を参照 イチイ科の木 →イチイを参照
出典: 一位 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0