奉職
ほうしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
being in the service of
文例 · 用例
換言すれば、蠅はわれわれの五体をワクチン製造所として奉職する技師技手の亜類であるかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
換言すればはえはわれわれの五体をワクチン製造所として奉職する技師技手の亜類であるかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
周防山口の地方裁判所に父が奉職して居た時分、馬場金之助という碁客が居て、父と非常に懇親を結び、常に兄弟の如く往来して居たそうです。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
特に地方の学校にでも奉職していて充分な研究設備をもたない人で、何かしらオリジナルな仕事がしてみたいというような人には、いつでもこの線香花火の問題を提供した。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
学校を出たときに、北海道と台湾とに奉職口があって、桐沢さんは北海道の方へ行ったら好かろうと勧めたのだそうですが、本人はどうしても台湾へ行くと言って出かけたので……。
— 岡本綺堂 『深見夫人の死』 青空文庫
しかもその着実とはたんに今日の学生のすべてがその在学時代から奉職口の心配をしなければならなくなったということではないか。
— 石川啄木 『時代閉塞の現状』 青空文庫
今の日本人の先祖にしてはチッと立派過ぎはせんかのうハッハッハッハッ」 日本に帰って千代町の役場に奉職している時は毎月五円の月給(巡査の月給二円五十銭、警部が三円時代)を貰っていたが、その殆んど全部が酒代になっていた事は云う迄もない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
講和になつた時は一日も早く横須賀へ行つて吸付烟草の噺もして見たかつたが内地へ凱旋の間際にはそのどさくさ騷ぎに紛れて遂機會を失し其内に病院へ奉職はする、それから開業して一身は束縛される。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
作例 · 標準
大学を卒業した後、母校の事務局に奉職して早三十年が経つ。
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若き日の彼は、理想を胸に地方裁判所の判事補として奉職した。
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祖父は警察官として長年奉職し、定年退職時には勲章を授与された。
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