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船乗り

ふなのり
名詞頻度ランク #26753 · 青空 326
1
標準
sailor
文例 · 用例
祖父は、江戸通いの船乗りであった。
黒島傳治 自伝 青空文庫
いくら難船の船乗りが星で方角を定めようたって雲で見えはしない。
宮沢賢治 双子の星 青空文庫
たとえば家出して船乗りになった一人むすこからの最初の手紙が届いたときに、友だちの手前わざとふくれっ面をして見せたり、居間へ引っ込んでからあわててその手紙を読もうとしてめがねを落として割ったりする場面の彼一流の細かい芸は、臭みもあるかもしれないがやはりこの人らしい妙味はあるであろう。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
この土地の船乗りの中には二、三百トンくらいの帆船に雑貨を積んで南洋へ貿易に出掛けるのが沢山いるという話であった。
寺田寅彦 海水浴 青空文庫
私は、ヴォルガ河で船乗りの生活をして、其の間に字を読む事を覚えた事や、カザンで麺麭焼の弟子になって、主人と喧嘩をして、其の細君にひどい復讐をして、とうとう此処まで落ち延びた次第を包まず物語った。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
向ふの隅には痩た赤ひげの人が北極狐のやうにきよとんとすまして腰を掛けこちらの斜かひの窓のそばにはかたい帆布の上着を着て愉快さうに自分にだけ聞えるやうな微かな口笛を吹いてゐる若い船乗りらしい男が乗つてゐました。
宮沢賢治 氷河鼠の毛皮 青空文庫
船乗りの青年はポケツトから小さなナイフを出してその窓の羊歯の葉の形をした氷をガリガリ削り落しました。
宮沢賢治 氷河鼠の毛皮 青空文庫
失敬だが君は船乗りかね』 若者はやつぱり外を見てゐました。
宮沢賢治 氷河鼠の毛皮 青空文庫
作例 · 標準
祖父は若い頃、船乗りとして世界中の港町を渡り歩いた経験をよく語ってくれた。
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荒波にも動じないその日焼けした顔つきは、いかにも海の男、ベテランの船乗りという感じだ。
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陸での生活にどうしても馴染めず、彼は再び船乗りとして海に戻る決意をした。
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