非時
ひじ
名詞頻度ランク #22364 · 青空 14 例
標準
monk's fasting period (noon till 4am next day)
文例 · 用例
彼女を非時代的な偶像型の女と今更憐みや軽蔑を感じながら、復一はまた急に焦り出し、彼女の超越を突き崩して、彼女を現実に誘い出し、彼女の肉情と自分の肉情と、血で結び付きたい願いが、むらむらと燃え上る。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
二 ここに、杢若がその怪しげなる蜘蛛の巣を拡げている、この鳥居の向うの隅、以前|医師の邸の裏門のあった処に、むかし番太郎と言って、町内の走り使人、斎、非時の振廻り、香奠がえしの配歩行き、秋の夜番、冬は雪|掻の手伝いなどした親仁が住んだ……半ば立腐りの長屋建て、掘立小屋という体なのが一棟ある。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
沼の中へ当の無い経読ませて、斎非時にとて及ばぬが、渋茶一つ振舞はず、既での事に私は生涯坊主の水車に成らうとした。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
非時に食を与うれども食わず、ただ浄水を得飲まんと欲するのみ。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
地獄の餓鬼も非時には有り付かれぬ。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
「ぢやあ、これから是非時々來てくれ給へ。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
処で啓蒙はプロパガンダにも増して、この意味に於て、より原則的であり、従って又それだけ非時局的なので、アジテーションが戦術的スローガンを、プロパガンダが戦略的分析を、内容とするなら、啓蒙は云わば戦備的教養を内容とするとも云うことが出来よう。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
啓蒙はオルガニザチヨンやアジテーションにも増して、多数大衆を対象とする筈だが、それにも拘らずその内容は、プロパガンダ以上に原則的であり非時局的なのだ。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
作例 · 標準
修行僧は、非時の間は食事を摂らず、瞑想に専念する。
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仏教の戒律によれば、日没後から翌朝までを非時とし、飲食を断つ。
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「今日の非時は、午後1時から明日午前4時までです。」「承知しました。この時間は静かに過ごします。」
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標準
meal taken in after noon
作例 · 標準
遅い昼食を摂ることを、非時(ひじ)と呼ぶことがある。
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本来、午後の食事は許されないが、特別に非時として認められる場合もある。
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「もうお昼過ぎちゃったけど、何か食べたいな。」「そういえば、こういうのを非時って言うんだっけ?」
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標準
food offered to attendants of a funeral
作例 · 標準
葬儀の後、参列者に振る舞われる軽食は、非時(ひじ)と呼ばれることもある。
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告別式が終わった後、手伝ってくれた人々に非時が提供された。
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「お疲れ様でした。こちら、ささやかですが非時です。」「ありがとうございます。」
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