秘事
ひじ
名詞頻度ランク #22364 · 青空 185 例
標準
secret
文例 · 用例
〔秘事念仏の大師匠〕〔一〕秘事念仏の大師匠、 元真斎は妻子して、北上岸にいそしみつ、 いまぞ昼餉をしたゝむる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
塔中秘事雪ふかきまぐさのはたけ、 玉蜀黍畑|漂雪は奔りて、丘裾の脱穀塔を、 ぼうぼうとひらめき被ふ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
〔秘事念仏の大師匠〕〔二〕秘事念仏の大師匠、 元信斎は妻子もて、北上ぎしの南風、 けふぞ陸穂を播きつくる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
何處までも眞ツ暗で、其の中に其處らの流の音が、夜の秘事を私語いてゐるばかり。
— 三島霜川 『水郷』 青空文庫
なかで麻川氏の戯画化に使われた材料は麻川氏近来の秘事に近いもの――それももちろん川田氏から提供された材料だった。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
文壇に晦かった坂本が、さして秘事とも思わず取扱った材料は、麻川氏にとっての痛事だったとあとで坂本に云う人がかなりあった。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
西のは其の意明らかならねども、秘事は四知を免れず、拙為は独歎を発するに足れり。
— 幸田露伴 『東西伊呂波短歌評釈』 青空文庫
一つは、神聖な天与の秘事を妨げる怪しからぬ病であって、コロールでは男が之にかかる時は男の病と呼ばれ、女がなる場合は女の病といわれる。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、誰にも話せない秘事を抱えながら、静かに日々を過ごしていた。
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その古い家には、長年隠されてきた家族の秘事が眠っているという。
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「あの件、まだ誰にも言ってない?」「うん、まだ僕だけの秘事だよ。」
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