中夜
ちゅうや
名詞
標準
midnight period
文例 · 用例
これは一晩中夜露に濡れて立っていようと、決して「誰かあけてくれ」と声をかけることの出来る青年ではない。
— 佐左木俊郎 『秋草の顆』 青空文庫
『西湖志』に、銭武粛王の宮中夜番を勤むる老嫗が、一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭くしたちまち消失するを見、異んで語らずにいると、明日王曰く、われ昨夜夢に魔油を飽くまで飲んだと、嫗見しところを王に語るに王|微しく哂うのみとあれば、支那にも同様の説があったのだ(『類函』四四九)。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
その婿趙文挙|酷く寡婦を好み、自分の妻を妹と詐り、延き入れて同宿せしめ中夜にこれに就くにの門人王大喜その術をその弟王二喜に伝え、二喜十八、九歳の艶女に化け裁縫絶巧兼ねて婦女を按摩す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
敢て江戸内ばかりでなく、日本国中夜のことだ。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
『山院黄昏雨、垂簾坐小※、相思人不見、中夜涙雙々。
— 蒲原有明 『『聊斎志異』より』 青空文庫
この世に生まれるのは解けぬ謎を、押しつけられて、白頭にし、中夜に煩悶するために生まれるのである。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
女中夜なかに、前のつり橋を渡って髪結いに出かける下駄の音だけがどうやら大晦日らしい。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
そこら中夜具箪笥風呂敷包の投出されている間々に、砂ほこりを浴びた男や女や子供が寄りあつまり、中には怪我人の介抱をしたり、または平気で物を食べているものもある。
— 永井荷風 『にぎり飯』 青空文庫
作例 · 標準
クリスマスの前夜祭は、賑やかな中夜に始まった。
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冬の長い夜の中、中夜の静寂が心を落ち着かせた。
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彼は中夜に目覚め、窓の外の星空を眺めた。
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標準
winter solstice
作例 · 標準
冬至は一年で最も昼が短く、中夜が長い日だ。
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中夜の日は、家族でかぼちゃを食べ、柚子湯に入る習慣がある。
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太陰暦では、中夜は季節の変わり目として重要な意味を持つ。
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