臨む
のぞむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞頻度ランク #11444 · 青空 2411 例
標準
to look out on
文例 · 用例
住んでゐたのは野田寺町の照月寺(字は違つてゐるかも知れない)の真前、犀川に臨む庭に、大きい松の樹のある家であつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
待ちに待った朝は来た、朝がいかなる方面から、いかに忍び足に寄って来て、一秒ずつ額を白くしたかは徹夜凝視しても解らない、夜と朝の筋目が判然と目立つほどなら、地球の緯度線が草鞋の爪先に引っかかるわけである、しかも争う可らざるは朝の神秘なり、一たび臨むとき、木偶には魂を、大理石には血を与る。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
三 管弦楽映画 ベルリンフィルハルモニーにおける「地獄のオルフォイス」と「カルメン」の演奏を写したものであったが、これを見ながら聴きながら考えたことは、自分がベルリンへ行って実地に臨むよりもこうした映画で鑑賞する方が十倍も百倍も面白いのではないかということであった。
— 寺田寅彦 『映画雑感(5)』 青空文庫
窓の外には鼠色の平なる屋根、高き春の空、静に揺ぐ針葉樹の頂を臨む。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
月が、日本橋通りの高層建築の上へかかる時分、貝原は今夜は珍らしく新川|河岸の堀に臨む料理屋へ小初を連れ込んだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
こういうふうに考えて来ると世事の交渉を回避する学者や、義理の拘束から逃走する芸術家を営巣繁殖期に入った鳥の類だと思って、いくぶんの寛恕をもってこれに臨むということもできるかもしれない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
一つの窓は樹木とそして崖とに近く、一つの窓は奥狸穴などの低地をへだてて飯倉の電車道に臨む展望です。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
覚えず叫びしが心を籠めて、気を鎮めて、両の眼を拭い拭い、水に臨む。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
作例 · 標準
バルコニーからは、美しい海が広がる絶景を臨むことができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その家は、四季折々の表情を見せる豊かな森を臨む静かな場所にある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
京都の古刹は、鴨川の流れを臨む風光明媚な地に建てられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to face (a situation, crisis, etc.)
作例 · 標準
試験に臨む学生たちの顔には、緊張と真剣さが入り混じっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
選手たちは、オリンピックという大舞台に臨むにあたり、最後の調整をしていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
難しい交渉に臨む前に、彼は入念な準備を怠らなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to deal with (an issue)
作例 · 標準
この問題に臨むには、多角的な視点から解決策を探る必要があるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
未曽有の危機に臨む政府は、国民の不安を解消するべく迅速な対応を迫られた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
私たちは、常に新しい課題に臨む姿勢を忘れてはならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to attend (e.g. a function)
作例 · 標準
来週の重要な会議に臨むため、彼は資料の最終確認に余念がない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
初めての海外出張に臨むことになり、少し緊張している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
卒業式に臨む彼は、感慨深げに友人たちと談笑していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash