無銘
むめい
名詞名詞-の形容詞
標準
unsigned
文例 · 用例
脇差は一尺八寸、直焼無銘、横鑢、銀の九曜の三並びの目貫、赤銅縁、金拵えである。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
そして無銘の新刀を一本貰って、藁の中に竹を入れて束ねたのを試し斬りをやらされた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
仍而何歟為酬之、吾所蔵致候、旧赤穂ノ家臣神崎則休遺刀無銘一口貴兄進上致候。
— 慶応二年十月五日 吉井友実あて 『手紙』 青空文庫
彼御所持の無銘の了戒二尺三寸斗の御刀、何卒拝領相願度、其かわり何ぞ御求|被成度、西洋もの有之候得ハ御申聞奉願候。
— 慶応三年八月八日 坂本権平あて 『手紙』 青空文庫
(地図参照)伝吉は現在平四郎の浄観と云っているのも確かめた上、安政六年九月|七日、菅笠をかぶり、旅合羽を着、相州無銘の長脇差をさし、たった一人仇打ちの途に上った。
— 芥川龍之介 『伝吉の敵打ち』 青空文庫
そして或る研師の手にかけたところ、刀は無銘ながら、確かに青江の相当のものだとのことであった。
— 豊島与志雄 『怪異に嫌わる』 青空文庫
」かくしてパリーの墓地の片すみの叢の中に、一基の無銘の石碑が建った。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
何故に無銘であったか?
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
骨董品店で手に入れたこの刀は無銘だが、その切れ味と美しさは名刀に引けを取らない。
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鑑定の結果、この茶碗は無銘ながら室町時代の名工の手によるものと判明した。
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作者のサインがない無銘の絵画であっても、芸術的価値が損なわれるわけではない。
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