匿名
とくめい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #4969 · 青空 256 例
標準
anonymity
文例 · 用例
「じゃあ、まだですね」うしろむきのペリカンを紙面の隅に大きく写しながら、「馬場がむかし、滝|廉太郎という匿名で荒城の月という曲を作って、その一切の権利を山田耕筰に三千円で売りつけた」「それが、あの、有名な荒城の月ですか?
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「よし匿名なりとも、この眼に感じは変るまじ。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
マゴマゴしているうちに粕を絞らせられるような事になっては堪らぬと気が付いたので、すぐに一通の偽筆、匿名の手紙を書いて、面会の時日を東都日報、中央夕刊の二つに広告しろと云ってやったら、その翌る朝、まだアパートで寝ているうちに、東都日報から……という電話がかかった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
」之は誰からの端書であつたか、匿名故、何の時の事やら彼は思出す余裕がなかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
田村はもと左翼劇団の演出家であり戯曲のほかに小説も書き、劇壇より文壇で有名であったが、思想運動の嫌疑で検挙され、保釈出獄以来執筆は許されず、匿名で「演劇集団」の演出をしているのだった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
京橋へ来て、こういうくだらない生活を既に一年ちかく続け、自分の漫画も、子供相手の雑誌だけでなく、駅売りの粗悪で卑猥な雑誌などにも載るようになり、自分は、上司幾太(情死、生きた)という、ふざけ切った匿名で、汚いはだかの絵など画き、それにたいていルバイヤットの詩句を插入しました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
あれは私の匿名ですよ。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
」うしろむきのペリカンを紙面の隅に大きく寫しながら、「馬場がむかし、瀧廉太郎といふ匿名で荒城の月といふ曲を作つて、その一切の權利を山田耕筰に三千圓で賣りつけた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は匿名を希望し、自分の身元を明かさなかった。
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インターネット上では匿名で意見を述べることができるが、責任は伴う。
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匿名での寄付は、彼の慈善活動の一環として行われた。
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ウィキペディア
匿名 とは、自分の名前を隠すこと。
出典: 匿名 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0