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かぶ

かぶ異読 カブ
名詞頻度ランク #17983 · 青空 301
1
標準
nine (in mekuri karuta)
文例 · 用例
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
宮沢賢治 〔卑屈の友らをいきどほろしく〕 青空文庫
手拭を顔に掛けたり、外套をかぶつたりしてゐるそのいぎたない風景の上に、電燈は明々と明つて、幾つもの仕切板の角々のあのラックの光沢に反射してゐる。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
僕の部屋の窓を夜どおし明けはなして盗賊の来襲を待ち、ひとつ彼に殺させてやろうと思っているのであるが、窓からこっそり忍びこむ者は、蛾と羽蟻とかぶとむし、それから百万の蚊軍。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
たとえば、帽子をあみだにかぶっても気になるし、まぶかにかぶっても落ちつかないし、ひと思いに脱いでみてもいよいよ変だという場合、ひとはどこで位置の定着を得るかというような自意識過剰の統一の問題などに対しても、この小説は碁盤のうえに置かれた碁石のような涼しい解決を与えている。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
」と言って、また蒲団を頭からかぶった。
太宰治 佳日 青空文庫
北の屋蔭の苔むしたる井筒に、新調の洋服涼しげなる若人二人、巴里形の麥藁帽子見よげにかぶりて、細き櫻のステツキを手すさびに振り上げ、花もまだきなる紫陽花の葉を叩きつ、あやめを隔ててこなた、うちまもり給へるなりけり。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
画はやはり田舎の風景で、ゆるやかな流れの岸に水車小屋があって柳のような木の下に白い頭巾をかぶった女が家鴨に餌でもやっている。
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
読み終わった本を枕もとへ置いて、蒲団をかぶって聞いていると、音楽の波に誘われて物語の幻は幾度となく繰り返し繰り返し現われた。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
作例 · 標準
「おいおい、ここで『かぶ』を引き当てるとは…今日は神がかってるな!」
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伏せられた札をめくる指に力がこもり、合計が九になるのを祈りながら勝負に出た。
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昔の博打打ちたちは、おいちょかぶの勝敗に一喜一憂しながら、熱い夜を明かしたという。
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2
標準
oicho-kabu (traditional Japanese gambling game)
作例 · 標準
今夜は賭博場であれこれやるよりも、家で仲間と花札のかぶでもやろうぜ。
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祖父は、正月になると必ず親戚一同を集めて、冗談交じりのかぶを楽しんでいたものだ。
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昔、旅籠で一晩過ごした時、隣の部屋から聞こえてくる「かぶ」の声に耳を傾けた記憶がある。
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この古い浮世絵には、町民たちが熱中してかぶに興じる様子が描かれている。
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