愚才
ぐさい
名詞
標準
(one's own) abilities and intelligence
文例 · 用例
右熟思慮廻候処一として理に為当事無御座候、強而留度存候得共、障多御座候間、叡慮次第と存候、仍不顧愚才短慮如此候以上。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
既に名を成した作家を正当な途に進ましむる助けとなるものは、未だ名を成さない作家を世に紹介するものは、天才をして益々光り輝かしめ愚才をして死滅せしむるものは、そういう批評であると信じている。
— 豊島与志雄 『月評をして』 青空文庫
つめたい汁のやうなものが感じられた、そのとき指と指とのあひだに生ぐさい液体がじくじくと流れてゐるのをかんじた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
なまぐさい春のにほひがする。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
血なまぐさい軍服や、襦袢は、そこら中に放り出された。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
なまぐさい臭いが人々の立ち騒ぐ袖や裾にあおられて鼻を打つ。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
彼等が戦線からロシヤバーに帰って来る時、皮下の肉体にまで、なまぐさい血と煙硝の匂いがしみこんでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
生ぐさい血に染った土が薄気味悪く足に触れた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
作例 · 標準
私のような愚才には、あの方のような華麗な演奏はとても真似できません。
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愚才を承知で申し上げますが、私にもう一度チャンスをいただけないでしょうか。
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彼は自分のことを愚才だと卑下するが、その努力量は誰にも負けていない。
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