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書牘

しょとく
名詞
1
標準
epistle
文例 · 用例
これすなわち本邦固有の美風だから、吉凶にかかわって日時を転るの旧慣を絶つとも、下気は泄出の様子までも公報する外国風を採るなどの事なきを望むと、かく答えた予の書牘を読んで、誠に万事西洋模倣の今日よいところへ気が付かれたと、昨春田辺へ来られた節|親り挨拶あり。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
此等の人々の談話、書牘、その所蔵の文書等に由つて、わたくしは上の一篇の中なる人名等に多少の改刪を加へた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
諸侯の国政を与り聴いた平洲は平生「書牘来、読了多手火之」と云ふ習慣を有してゐた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「及其病革、書牘数十通、猶在篋笥、門人泉長達神保簡受遺言、尽返之各主。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
後に伊沢信平さんの所蔵の書牘を見ると、茶山は神辺に来り寓してゐる頼|久太郎の事を蘭軒に報ずるに、恰も蘭軒未知の人を紹介するが如くである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
臼田才佐は茶山|書牘中の備前人である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
茶山の書牘は此より山陽の噂に入るのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
書牘は、殆ど作物語の瑣細な人物の落著をも忘れぬ如くに、此庄兵衛の家を成し業を営むに至つたさまをも記してゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫