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早鐘

はやがね
名詞
1
標準
alarm bell
文例 · 用例
もう一つ、もう一つ酌いで欲しい、また、と立続けに引掛けても、千万無量の思が、まるで、早鐘のごとくになって、ドキドキと胸へ撞上げるから、酒なざどこへ消えるやら。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
帰って湯に入って、寝たが、綿のように疲れていながら、何か、それでも寝苦くって時々早鐘を撞くような音が聞えて、吃驚して目が覚める、と寝汗でぐっちょり、それも半分は夢心地さ。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
途端に十二時、鈴を打つのが、ブンブンと風に響くや、一つずつ十二ヶ所、一時に起る摺半鉦、早鐘
泉鏡花 朱日記 青空文庫
がんがんがんと、胸は早鐘、幽にチチと耳が鳴る。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
良夫と誤り、良夫と見て、胸は早鐘を撞くごとき、お貞はその良人ならざるに腹立ちけむ、面を赤め、瞳を据えて、屹とその面を瞻りたる、来客は帽を脱して、恭しく一礼し、左手に提げたる革鞄の中より、小き旗を取出して、臆面もなくお貞の前に差出しつ。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
事こそ起れ、いづこにか、早鐘すらむ物の色。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
乱撃よ、早鐘急に、甲板は靴音高く、『驚破。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
修禪寺にて早鐘を撞く音きこゆ。
岡本綺堂 修禪寺物語 青空文庫
作例 · 標準
火事だ!早く早鐘を鳴らして、みんなに知らせないと!
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彼の急な行動は、まるで早鐘のように危険を知らせてきた。
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そのニュースを聞いた瞬間、私の心臓は早鐘のように鳴り響いた。
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