座布団
ざぶとん
名詞頻度ランク #21355 · 青空 383 例
標準
zabuton
文例 · 用例
その煤けた天照大神と書いた掛物の床の間の前には小さなランプがついて二|枚の木綿の座布団がさびしく敷いてあった。
— 宮沢賢治 『泉ある家』 青空文庫
ある朝、彼は日当のいい彼の部屋で座布団を干していた。
— 梶井基次郎 『過古』 青空文庫
その座布団は彼の幼時からの記憶につながれていた。
— 梶井基次郎 『過古』 青空文庫
――日なたの匂いを立てながら縞目の古りた座布団は膨れはじめた。
— 梶井基次郎 『過古』 青空文庫
この家の主人、黒田藩のお目付役、当時蔵元屋の娘胴切り事件のお係りとなっている松倉十内国重は、縁側に座布団と煙草盆を置いて、小倉袖、着流しのまま威儀を正した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
小女は座布団を出してはやらないので、冷い籐畳の広いまん中にたった一人坐った老人は寂しげに、そして審きを待つ罪人のように見えた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
女中が座布団を床の間の方におき、あらためて挨拶してから部屋を出て行ったが、入れ替わりに加世子が入って来て、これもあらためて挨拶をした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
書生さんはそこいらに散らばっている茶器を押し除けて、奥から座布団を持って来て私にあてがうと、「私は妻木というものです。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
お客さまが来たので、奥からふかふかの座布団を出してきた。
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畳の上で座布団に座り、お茶を飲みながらゆっくり休む。
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法事の準備のために、親戚の家から座布団を借りてきた。
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ウィキペディア
座布団(ざぶとん)とは、日本で床や畳の上に座る際に、臀部、膝、脚の下に宛がう調度品。厚さが数センチ程、一辺が数十センチ程の、ほぼ正方形をしており、寝具の布団を小さくしたような形状である。上に座ることを、座布団をあてるという。
出典: 座布団 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0