秘記
ひき
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標準
secret records
文例 · 用例
私の友人の有名を成さしめた事柄については、毎度お断りする通り、詳細に発表することは許されない事情にあるが、しかし私の浩翰な犯罪秘記の中でも、こうした小さな物語を書く上から云って、この事件は一段と際立った出色の点があると思われるのである。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
台湾巡業中に見た映画は片岡千恵蔵「三日大名」、月形龍之介「道中秘記」、嵐寛寿郎「鬼あざみ」、それから伊藤の「忠次信州血笑篇」など。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
しかし、猶太式秘記法を歴史的にたどってゆくと、十六世紀になって、猶太労働組合とフリーメーソン結社(フリーメーソン結社――。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
だから史館の書庫には、およそこの国の歴史に関する秘記珍書はたちまち充棟するほど蒐められたが、同時に、それだけの費用が、藩の財庫からどしどし吐き出されて行ったことはいうまでもない。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
私は私にさう言ひきかせた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
過去よながいながい孤獨の影よその影を岩にひきずる冬の日の薄暗い濱邊に立つて意味のふかい人生を見る。
— 萩原朔太郎 『眺望する』 青空文庫
あまりに静かに、早く息をひきとったからでございましょう。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
そんな案配であるから、彼の天才を信じるも信じないも、彼の技倆を計るよすがさえない有様で、私が彼にひきつけられたわけは、他にあるのにちがいない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
その古文書には、一族に伝わる門外不出の秘記が記されているという。
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王室の書庫に厳重に保管されていた秘記が、数百年の時を経て発見された。
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彼は長年の研究成果を秘記としてまとめ、誰にも見せずに隠し持っていた。
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