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駆逐艦

くちくかん
名詞
1
標準
destroyer (ship)
文例 · 用例
――尤も、船会社と、船会社から頼まれた海軍だけだったが―― やがて、彼女が、駆逐艦に発見された時、船の中には、「これじゃ船が動く道理がない」と、船会社の社長が言った半馬鹿、半狂人の船長と、木乃伊のような労働者と、多くの腐った屍とがあった。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
第五十一段の水車の失敗は先日の駆逐艦進水式の出来損ねを思い出させる。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
黄海は日本の駆逐艦のマストが見える、夜は外人達によって舞踊会は傾いた部屋を旋回している。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
「青島には巡洋艦が一隻と、駆逐艦が四隻も碇泊してるのよ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
港の入口の暗礁へ一隻の駆逐艦が打つかって沈んでしまったのだ。
梶井基次郎 海 断片 青空文庫
暗礁に乗りあげた駆逐艦の残骸は、山へあがって見ると干潮時の遠い沖合に姿を現わしていることがあった。
梶井基次郎 海 断片 青空文庫
そして大きくはねをひろげて北の方へ遁げ出そうとしましたが、もうそのときは駆逐艦たちはまわりをすっかり囲んでいました。
宮沢賢治 烏の北斗七星 青空文庫
杜に帰って烏の駆逐艦は、みなほうほう白い息をはきました。
宮沢賢治 烏の北斗七星 青空文庫
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駆逐艦 は、多様な作戦任務につく重装備・高速の水上戦闘艦。当初は主力艦を護衛して敵の水雷艇を駆逐するための大型水雷艇として登場したが、まもなく水雷艇の代わりにそれ自体が敵艦隊への水雷襲撃を行うようになり、また潜水艦に対する攻撃や偵察・哨戒、船団護衛など、多岐にわたる任務に酷使される便利な艦種に成長していった。

出典: 駆逐艦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0