思いを寄せる
おもいをよせる
表現動詞-一段
標準
to give one's heart to
文例 · 用例
そしてまた私達のセンチメンタリストは、廃墟に自然が培う可憐な野草に、涙含ましい思いを寄せることがある。
— 佐左木俊郎 『季節の植物帳』 青空文庫
だが、理屈は抜きにして昔のお正月のことを回顧して、こん日の美俗に思いを寄せると、ただ何となく物さびしい気がする。
— 佐藤垢石 『酒渇記』 青空文庫
さすがに思いを寄せる麗人の前であることに思い至ったものか、歯をくいしばって上体を起して、アグラをかいて笑ってみせたが、全然泣き顔であった。
— 坂口安吾 『発掘した美女』 青空文庫
それに思いを寄せるとは、萩乃もお露も、因果なことになったものといわなければなりません。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
が、年上の女に人知れず思いを寄せる少年の片恋ほど、果敢なく頼りないものはない。
— 谷崎潤一郎 『武州公秘話』 青空文庫
瑠璃子に限って、外の男に思いを寄せる様な、そんなみだらなことがあってよいものか」 と一笑に附したつもりでも、何とやら気がかりで仕方がない。
— 江戸川乱歩 『白髪鬼』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to turn one's mind towards
作例 · 標準
例句