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擦痕

さっこん
名詞
1
標準
stria (carved out by a glacier, etc.)
文例 · 用例
山崎理学士は信州白馬岳の葱平(海抜約二千九百米突)近傍において、擦痕ある岩壁を見られ、それを氷河の遺跡と判断せられて、表面が丸く滑っこく、その上に擦痕があるのを特徴に挙げた。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
氷河の遺跡ということが、確説であるか否かは、氷河を見たことのない私は知らぬが、雪辷りの痕も、岩壁の擦面は婉曲になって、また擦痕も谷の方向に走っていることは、例を示すことが出来る。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
ここにも白馬浅葱や白山小桜など目を惹く植物も少なくないが、注意す可きは其等の植物よりも大残雪の附近の岩面に印された氷河の擦痕と、あたりに散乱している漂石とである、この氷河遺跡は日本に於て最初に発見されたもので、発見者は山崎直方博士である。
木暮理太郎 白馬岳 青空文庫
作例 · 標準
氷河によって削られた山肌には、明確な擦痕が残っていた。
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古い家具の表面には、長年の使用による擦痕がいくつも見られた。
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地層を調べると、過去の地滑りによって生じた擦痕が確認できた。
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ウィキペディア

擦痕(さっこん)とは、運搬岩屑によって基盤岩の表面がこすられ刻まれた擦り傷、溝のことを指す。中でも直線的な形のものは、条痕、条線とも言い表される。擦痕が形成される要因は様々であり、断層運動によるもの、氷河の浸食作用によるものなど、多くの事例が確認されている。

出典: 擦痕 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0