丸裸
まるはだか
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #39160 · 青空 132 例
標準
being stark-naked
文例 · 用例
夏の暑い盛りだと下帯一つの丸裸で晩酌の膳の前にあぐらをかいて、渋団扇で蚊を追いながら実にうまそうに杯をなめては子供等を相手にして色々の話をするのが楽しみであったらしい。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
それだのに富士の裾野の水車は、水辺に夕暮の淡い色を滲じみ出した紫陽花の一と群れに交わって、丸裸のまま、ギイギイ声を立て、田から田へ忙しく水を配ばり、米を研ぎ、材木を挽いたりして、精を出して働いている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
第一の頂点では常盤と侍女と二人が丸裸にされて泣き騒ぎ、その上に無残に刺殺され、侍女の死骸は縁側から下へころがされるといういきさつが数コマに亘って描かれてあるらしい。
— 寺田寅彦 『山中常盤双紙』 青空文庫
そうして殆ど丸裸体の様で此世に残された。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
自分の知っている老人で七十余歳になってもほとんど完全に自分の歯を保有している人があるかと思うと四十歳で思い切りよく口腔の中を丸裸にしている人もある。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
人間は、いや、いまの人間は、どん底に落ちても、丸裸になっても、煙草を吸わなければならぬように出来ているのだろうね。
— 太宰治 『美男子と煙草』 青空文庫
風当りの強きゆゑか、何れも丸裸体になつて、黄色に染つた葉の僅少ばかりが枝にしがみ着いて居るばかり、それすら見て居る内にバラ/\と散つて居る。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
数え切れないほど大勢の男がみんな丸裸で海水の中に立ち並んでいる。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
作例 · 標準
銭湯の脱衣所で丸裸になり、広々とした湯船に浸かって一日の疲れを癒した。
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突然の豪雨で服がびしょ濡れになり、家に着くなり丸裸になって着替えた。
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身体検査のために丸裸に近い格好で待機するのは、少し恥ずかしいものだ。
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標準
having no possessions
作例 · 標準
ギャンブルで大負けして、帰りの電車賃すら残っていない丸裸の状態だ。
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強盗に襲われて財布もスマホも奪われ、見知らぬ土地で丸裸にされてしまった。
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財産をすべて寄付してしまった彼は、丸裸になっても晴れやかな表情をしていた。
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