気恥ずかしい
きはずかしい
形容詞
標準
embarrassed
文例 · 用例
」 銀子も淡い慾がないわけでもなかったが、それも棒が吭へ閊えたようで、気恥ずかしい感じだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
さて膳だが、――蝶脚の上を見ると、蕎麦扱いにしたは気恥ずかしい。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
」「ええ」と、答えて、三造は一寸気恥ずかしいものを感じた。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
併し彼はその小頭の半纒を麗々しく着ていることが何かしら気恥ずかしいというように、田圃へ出る時と同じように首に手拭いを結んでいた。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
普段だったらあとがきにこっそり滑り込ませておくくらいの、少し気恥ずかしい感慨や柔らかな心の地肌が、本文のそこここにのぞいている。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
こう思うと、われわれの平生は、ただ方便を主とすることばかりおおくて、かえってこの花前に気恥ずかしいような感じもする。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
取次ぎの下女に、「美禰子さんはお宅ですか」と言った時、三四郎は自分ながら気恥ずかしいような妙な心持ちがした。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
源氏は気恥ずかしい気がしてそれ以上の手出しはできなかった。
— 蛍 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
自分が昔書いた恥ずかしいポエムをみんなの前で朗読されるなんて、気恥ずかしくてたまらない。
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久しぶりに再会した父親からストレートに感謝の言葉をかけられると、なんだか気恥ずかしいものだ。
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「あ、あまりじっと見つめないでよ……」と彼女は顔を赤らめ、気恥ずかしそうに視線をそらした。
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十年前のアルバムを見返すと、当時の背伸びした格好が今では気恥ずかしくて直視できない。
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