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仰角

ぎょうかく
名詞
1
標準
angle of elevation
文例 · 用例
太陽や月の仰角を目測する場合に大抵高く見過ぎる。
寺田寅彦 観点と距離 青空文庫
ベランダから池の向こうの踊り場を正視していたときに、正面から左方約四十五度の方向で仰角約四十度ぐらいの高さの所を一つの火の玉が水平に飛行したというのである。
寺田寅彦 人魂の一つの場合 青空文庫
鳥の大きさが仮定できれば単に仰角と鳥の身長の視角を測るだけで高さがわかるし、ストップ・ウォッチ一つあればだいたいのテンポはわかる。
寺田寅彦 疑問と空想 青空文庫
仰角から推算して高さ七八キロメートルまでのぼったと思われるころから頂部の煙が東南になびいて、ちょうど自分たちの頭上の方向に流れて来た。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
噴煙の達した高さは目撃者の仰角の記憶と山への距離とから判断してやはり約十キロメートル程度であったものと推算される。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
それから計算してみると、大垣から見た山頂の仰角は、相当に大きく、たとえば、江の島から富士を見るよりは少し大きいくらいである。
寺田寅彦 伊吹山の句について 青空文庫
むろん、『四十一度十三分』というのは現視地平(17)の上の仰角を指しているものにちがいない。
THE GOLD-BUG 黄金虫 青空文庫
それから、眼鏡を大体の見当でできるだけ四十一度(18)の仰角に向けて、気をつけながらそれを上下に動かしていると、そのうちにはるか彼方に群を抜いてそびえている一本の大木の葉の繁みのなかに、円い隙間、あるいは空いているところがあるのに、注意をひかれた。
THE GOLD-BUG 黄金虫 青空文庫