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若衆

わかしゅ異読 わかしゅう
名詞
1
標準
young person
文例 · 用例
さて若衆のいでたちや奴冠りに筒袖の半纏すがた意氣なるに帶ぶや棕梠の木竹箒、事あり顏に見交して物物しくも構へたり。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
優しいながら、口を緊めて――透った鼻筋は気質に似ないと人の云う――若衆質の細面の眉を払って、仰向いて見上げた二階の、天井裏へ、飜然と飛ぶのは、一面、銀の舞扇である。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
それにまた、お情深い貴女様、種々と若衆たちまで、お優しいお心附を下さいまして、お礼の申上げようもござりません。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
「それじゃ若衆さん。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
「旦那様、若衆様とお二方は、どうぞ私どもへお帰りを願いとう存じます。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
――末娘で可愛いお桂ちゃんに、小遣の出振りが面白い……小買ものや、芝居へ出かけに、お母さんが店頭に、多人数立働く小僧中僧|若衆たちに、気は配っても見ないふりで、くくり頤の福々しいのに、円々とした両肱の頬杖で、薄眠りをしている、一段高い帳場の前へ、わざと澄ました顔して、(お母さん、少しばかり。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
一国の美術家でさえ模倣を行る、いわんや村の若衆においてをや、よくない真似をしたのである。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
」 とあれば、三吉走行きて屈竟の壮佼を雇来り、「若衆、駿河台だよ、可いか、頼んだぞ、さあお召し。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
祭りの日には、そろいの法被を着た若衆が神輿を威勢よく担いだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「やい若衆、もっと気合を入れんか!」と、棟梁が檄を飛ばした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
村の若衆が集まって、来年の祭りの計画について話し合っている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
2
標準
boy who has not yet had his coming-of-age ceremony (Edo period)
作例 · 標準
江戸時代の浮世絵には、前髪を残した若衆の姿が描かれていることがある。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
元服前の若衆は、大人の男性とは異なる独特の美しさを持っていたとされる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
歌舞伎では、若衆の役を専門に演じる役者もいた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
3
標準
young (homosexual) male prostitute
作例 · 標準
井原西鶴の作品には、当時の若衆の風俗が詳細に描かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
江戸時代、陰間茶屋では若衆が客をもてなしていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は日本の近世文学における若衆の表象について研究している。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
4
標準
boy in a homosexual relationship (with a man)
作例 · 標準
武家社会における主君と若衆の関係は、単なる主従関係だけではなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
戦国時代の武将の中には、寵愛する若衆をそばに置く者も少なくなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その若衆は、主君のために命を懸けて戦うことを誓った。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

若衆(わかしゅ、わかしゅう)とは衆道において性行為での受け手の役割をする側の少年である。この受動的性行為を務める時期を『心友記』(衆道物語)においては「衆道といふは、少人十二歳より二十歳まで九年の間也」としている。その中で16歳(二八)が最も盛りの年齢とされ『よだれかけ』(楳条軒作)巻五には「十六歳を若衆の春といふなり」という記述がみとめられる。『男色二倫書』においては若衆の年齢を以下の3つに区分してそれぞれの心得を教えている。主童道(しゅどう):12 - 14歳 幼い年頃らしく利口ぶらずにふるまうのがよい。 殊道:15 - 18歳 最も花のある時期であり、多感な年頃なのでただ清い嗜みでいるべき。 終道:19 - 20歳 互いに「道」を助け、万事誤りの無きように殊勝な心の上に男の義理を添えて嗜むべき。よって「主道」ともいう。

出典: 若衆 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0