吭
ふえ
名詞頻度ランク #6246 · 青空 52 例
標準
windpipe
文例 · 用例
スタニスラウスは一層居丈高になつて、吭に支えて眠つてゐる詞を揺り醒ますやうに、カラの前の方を手まさぐつた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
これまでなりと観念したる白糸は、持ちたる出刃を取り直し、躍り狂う内儀の吭を目懸けてただ一突きと突きたりしに、覘いを外して肩頭を刎ね斫りたり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
岩谷は柔道も達者で、戯れに銀子の松次を寝かしておいて吭を締め、息の根を止めてみたりした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」 銀子も淡い慾がないわけでもなかったが、それも棒が吭へ閊えたようで、気恥ずかしい感じだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
岡田が手を洗っている最中に、それまで蛇の吭から鳥の死骸を引き出そうとしていた小僧が、「やあ大変」と叫んだ。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
小川は吭が乾くので、急須に一ぱい湯をさして、茶は出ても出なくても好いと思って、直ぐに茶碗に注いで、一口にぐっと呑んだ。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
それは手足を切りおとし、次に吭を斬って死刑に処するのであった。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
われは嘗て我才の戲場に宜くして、我|吭の喝采を博するに足るを驗し得たれば、一たび意を決して俳優の群に投ぜば、多少の發展を見んこと難からざるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
山間部では、ラジオの受信状態が悪くなり、フェージングが起こりやすい。
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