幻辞.com

注視

ちゅうし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞頻度ランク #16935 · 青空 368
1
標準
gazing steadily at
文例 · 用例
何故ならば、眼はもはや、平行線の二元性を停滞なく追求することができないで、正面より直視する限りは、系統を異にする二様の平行線の交点のみを注視するようになるからである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
何とはなしに陸さんの門前の方へ廻り何とか云う人の門につきあたり左の方を注視したけれども先生の庭の方へ出でる道はない 仕方はないから又もとへ戻って先生の前へ来た。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
」と、ばあさんは、じいっと船方を注視して話をきいた。
黒島伝治 「紋」 青空文庫
池を隔てた本館前の広場で盆踊りが行なわれて、それがまさにたけなわなころ、私の二人の子供がベランダの籐椅子に腰かけて、池の向こうの植え込みのすきから見える踊りの輪の運動を注視していた。
寺田寅彦 人魂の一つの場合 青空文庫
長さ数センチメートルの長い火花を写真レンズで郭大した像をすりガラスのスクリーンに映じ、その像を濃青色の濾光板を通して、暗黒にならされた目で注視すると、ある場合には光が火花の道に沿うて一方から他方へ流れるように見える。
寺田寅彦 人魂の一つの場合 青空文庫
それよりも不思議な事は、子供の顔を注視して後に再び両親の顔を見比べると、始め全く違って見えた男女の顔が交互に似ているように思われて来た事である。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
気を取り紛らす燦々たる星がなければ、永くはその凝澄した注視に堪えないだろう。
岡本かの子 河明り 青空文庫
博士はマッチの火で、とろとろ辻占の紙を焙り、酔眼をかっと見ひらいて、注視しますと、はじめは、なんだか模様のようで、心もとなく思われましたが、そのうちに、だんだん明確に、古風な字体の、ひら仮名が、ありありと紙に現われました。
太宰治 愛と美について 青空文庫
作例 · 標準
彼はプレゼンテーションの間、聴衆の反応を注視していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は遠くに見える船影を注視し、それが友人たちの船であることを確認した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
市場は、政府の新たな経済政策の発表を注視している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避

注視(ちゅうし) 注目 興味・関心を持つこと。 注意して視る(見る)こと。 監視 - 相手の状態や状況の変化を逐次に知るために見張りなどの手段を用いた受動的な情報収集の活動。 観察 - 対象の実態を知ること。 注視 (生理学) - 生理学における視線。

関連項目
出典: 注視 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0