見つめる
みつめる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #9451 · 青空 7412 例
標準
to stare (at)
文例 · 用例
鬚がそよそよと伸びるのが肉眼でも判るほどだから、と真顔で教えたら、だまってしゃがんで僕の顎を皿のようなおおきい眼でじっと見つめるじゃないか。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私の眼の周囲には、萌黄にぼかされた穂高の峰々が、神経の電線に燃えついて、掻き消されそうもない、私は眼球の上へ、人さし指を宛てて、グリグリとやって見たが、一、二尺の先を見つめるのが精々で、森の梢は、その燃えさかりの※の中に、暗を縦横に引っ掻き廻し、入り乱れて手を突き、肱を張っている。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
例えば太陽などを長く見つめるのは恐ろしい病の基である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
絵を見つめる時間をなるべく減じて鏡を見る時を長くしなければいけないと思った。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
これはおもしろいと思って見つめるとなんともない。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
それよりも不思議な錯覚は、夜床の中で目をねむって闇の中を見つめるようにすると、そこに絵の顔が見えて来る事である。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
そうしてうやうやしく直立不動の姿勢を取り、それから両肩をすぼめておいて両方の手のひらをぱっと開いて前方に向け、首を傾けてじっと自分の顔を見つめるという表情法の実演をして見せてくれた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
きょうは、あんな、意地悪くポチの姿を見つめるようなことはしないので、ポチも自身の醜さを忘れて、いそいそ私についてきた。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は窓の外を流れる景色を、ただ黙って見つめていた。
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美術館で、一点の絵画を穴が開くほど見つめる老人がいた。
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赤ん坊が母親の顔をじっと見つめ、小さく笑みを浮かべた。
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