古代文字
こだいもじ異読 こだいもんじ
名詞
標準
ancient script
文例 · 用例
その二番目の伯父は、そのようにして古代文字などを研究しながら、別にその研究の結果を世に問おうとするでもなく、東京の真中にいながら、髪を牛若丸のように結い、二尺近くも白髯を貯えて隠者のように暮していた。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
日本の古代文字のワという字は零ですよ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
」「僕は日本の古代文字のことは知らないんですが、数学では零というものの観念は、まだ誰にも分らないのですよ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
このイという字とウという字とを大昔は石にして、勿論古代文字ですが、どこの国へも一つずつ神社の御本体として祭らせたのですね。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
人のいた限り、古代文字というものはどこかに少しはあったにちがいなかろうが。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
亡父の時代からの写真業の方は、だいたい原野がやってくれているから、僕は道楽の古代文字研究に耽ることが出来るのである。
— 豊島与志雄 『好人物』 青空文庫
古代文字なんかに彼女が興味を持たないと同様、酒場の些事なんかに僕は興味を持たないのだ。
— 豊島与志雄 『好人物』 青空文庫
古代文字とかをいじくり廻したり、鳥の飛ぶのを眺めたり、雲の行方を見守ったりするだけで、わたしが側にいても全く無視して、何の話もしてくれない。
— 豊島与志雄 『好人物』 青空文庫
作例 · 標準
ロゼッタストーンは、古代文字を解読する手がかりとなった。
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エジプトの神殿には、古代文字が壁一面に刻まれている。
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古代文字の研究は、失われた文明の謎を解き明かす鍵だ。
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