縁結び
えんむすび
名詞
標準
marriage
文例 · 用例
」と訊き返して、 「これが十手でなくて何が十手でえ」と言うのを三次がへへへへへと笑って、T「それァ、あっし等二人の縁結びの神様でサァ」 と言ってお絹と共に去る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
しかも、その夜は、ちょうど植木|店の執持薬師様と袖を連ねた、ここの縁結びの地蔵様、実は延命地蔵尊の縁日で、西河岸で見初て植木店で出来る、と云って、宵は花簪、蝶々|髷、やがて、島田、銀杏返、怪しからぬ円髷まじり、次第に髱の出た、襟脚の可いのが揃って、派手に美しく賑うのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
初夜も過ぎた屋根越に、向う角の火災保険の煉瓦に映る、縁結びの紅い燈は、あたかも奥庭の橋に居て、御殿の長廊下を望んで、障子越の酒宴を視める光景!
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「縁結びに……西河岸のお地蔵様へ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……雛の節句のあくる晩、春で、朧で、御縁日、同じ栄螺と蛤を放して、巡査の帳面に、名を並べて、女房と名告って、一所に詣る西河岸の、お地蔵様が縁結び。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
縁結びに――白いのが好かったかしら、……あいては幻…… と頬をかすられて、私はこの中段まで転げ落ちた。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
しかし、このむずかしい縁結びの結び換えを、神様でない小娘のわたくしに果して出来るでしょうか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
実家に帰っているという柳吉の妻が、肺で死んだという噂を聴くと、蝶子はこっそり法善寺の「縁結び」に詣って蝋燭など思い切った寄進をした。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
作例 · 標準
友人は良縁に恵まれ、先月、見事な縁結びとなった。
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彼女は有名な縁結びの神社にお参りに行った。
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昔ながらの仲人によって、二人の縁結びが成立した。
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標準
spiritual connection (to a person, object)
作例 · 標準
このお守りは、私と故郷との縁結びだ。
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旅先で出会った人との思わぬ縁結びに感謝した。
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彼は古い仏像との深い縁結びを感じていた。
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