結縁
けちえん
名詞
標準
making a connection (with Buddha)
文例 · 用例
さすれば上高地の小峡谷は、日本アルプスの順礼のためには、結縁の大道場である。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
あんたの仏道の結縁にもなる事だから、この旅僧に一飯供養しなさい」 女は驚いた。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
今の時世に、またとない結縁じゃに因って、半日も早うのう、その難有い人のお姿拝もうと思うての、やらやっと重たい腰を引立てて出て来たことよ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
私はどうした結縁か、その顔色から容子から、野中にぼんやり立たしましたお姿なり、心から地蔵様が気に入って、明暮、地蔵、地蔵と念ずる。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
如何となれば、乘客等は爾く身を殺して仁を爲さむとせし、此大聖人の徳の宏大なる、天は其の報酬として渠に水難を與ふべき理由のあらざるを斷じ、恁る聖僧と與にある者は、此結縁に因りて、必ず安全なる航行をなし得べしと信じたればなり。
— 泉鏡花 『旅僧』 青空文庫
真個に、ああいう世に稀な美人ほど、早く結縁いたして仏果を得た験も沢山ございますから。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
其處で自動車の中へ番傘を二本まで、奧の院御參詣結縁のため、「御縁日だと此の下で飴を賣る奴だね、」「へへへ、お土産をどうぞ。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
實は土手の道哲に結縁して艷福を祈らばやと存ぜしが、まともに西日を受けたれば、顏がほてつて我慢ならず、土手を行くこと纔にして、日蔭の田町へ遁げて下りて、さあ、よし。
— 泉鏡花 『彌次行』 青空文庫
作例 · 標準
多くの人々が法要に参加し、仏様と結縁した。
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結縁の儀式は、参加者の心を清めると言われている。
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仏教寺院を訪れ、手を合わせて結縁の機会を得た。
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