蛮声
ばんせい
名詞
標準
rough voice
文例 · 用例
と叫び、金盥も打ちつづけていまして、近所近辺の人たちも皆、起きて外へ飛び出し、騒ぎが大きくなるばかりでございましたので、おまわりは、蛮声を張りあげて、二階の者たちに、店の戸をあけろ!
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
」 鴉声が蛮声に変った。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
観衆三百人、まず将軍の頭抜けて大きな蛮声に度肝を抜かれたのである。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
蛮声終れば拍手|急霰のごとし。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
自分は、あの雷の如き蛮声を張り上げる配属将校をさえ、実に容易に噴き出させる事が出来たのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
」と野田武蔵のたのもしい蛮声。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」と打てば響く青砥の蛮声。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
彼も本州の北端の宿へ来て、気宇が広大になつたのか、仰天するほどのおそろしい蛮声を張り上げた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
怒り狂った蛮声が森に響き渡り、動物たちを怯えさせた。
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彼は蛮声で叫び、周りの人々に自分の主張を訴えた。
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暗闇の中から聞こえる蛮声に、私は身動きが取れなくなった。
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