寒さ
さむさ
名詞頻度ランク #41161 · 青空 3168 例
標準
coldness
文例 · 用例
実際あの頃の政府は、馬鹿な悪い親で、大ばくちの尻ぬぐいに女房子供の着物を持ち出し、箪笥はからっぽ、それでもまだ、ばくちをよさずにヤケ酒なんか飲んで女房子供は飢えと寒さにひいひい泣けば、うるさい!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
けれども、いかな人情も、寒さにはかなはない。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
私は東北生れの癖に、寒さに弱く、ごほん、ごほん變な咳さへ出て來て、たうとう下山を決意した。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
暖簾をかけた質屋の店も、既に戸を閉めてしまったので、万象|寂として声なく、冬の寂寞とした闇の中で、孤独の寒さにふるえながら、小さな家々が眠っている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
易水に根深流るる寒さ哉「根深」は葱の異名。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
河豚汁の宿赤々と灯しけり と、冬の街路に炉辺の燈灯を恋うる蕪村は、裏街を流れる下水を見て易水に根深流るる寒さかな と、沁々として人生のうら寒いノスタルジアを思うのだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
白晝はベツトに寢ねて寒さに悲しみ、夜は遲く起きて徘徊す。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
我れを厭ふ隣家寒夜に鍋を鳴らす葱買ひて枯木の中を帰りけり易水に根深流るる寒さかな古寺やほうろく棄つる藪の中月天心貧しき町を通りけり 此等の俳句に現はれる、抒情味の本質は何だらうか。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
作例 · 標準
今年の冬は、例年にない寒さが続いている。
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夜遅くまで外にいたので、体の芯まで寒さが染みた。
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寒さに負けず、毎朝ジョギングを続けている。
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