刻み
きざみ
名詞頻度ランク #16615 · 青空 204 例
標準
mincing
文例 · 用例
時と空間に関する吾人の狭いとらわれたごまかしの考えを改造し、過去未来を通ずる大千世界の万象を四元の座標軸の内に整然と排列し刻み込んだ事でなければならない。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
水平に持って歩いていた網を前下がりに取り直し、少し中腰になったまま小刻みの駆け足で走り出した。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
何世紀も前の過去から刻みつけられた印象は、都会という大なる集団の上にも、不可拭の焼印を押していなければならないはずだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
宿坊の造りは一定していないが、往還から少し引ッ込んだ門構えに注連を張り、あるいは幔幕をめぐらせ、奥まった玄関に式台作りで、どうかすると、門前に古い年号を刻み入れた頂上三十三度石などが立っている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
思いがけなく、落葉松の森林から鐘が鳴った、小刻みな太鼓が木魂のように、山から谷へと朝の空気を震撼した。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その山頂にしても、素焼の山の膚に、つや薬でも流したような、崩雪や岩崩れの跡が、切り刻みをつけている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
谷の中が、黄な臭いやうに、ボーッと明るくなつたとおもふと、高い空を浮ぶ雲が、夕日を受けて、鈍い朱に染まつた、蜩が、時間を一秒一秒刻み込んで、谷の中へ追ひ込んでゆくやうに、キ、キ、キと啼き落す、杉林の一本々々の樹が、どちらから寄るともなく、塊まつて、黒い法師のやうになつて、囁き合つてゐる。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
桃色の練菓子に緑の刻みを入れたような一掴みの建物だ。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
作例 · 標準
料理の下準備で、ネギの刻みが細かすぎると母に注意された。
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チャーハンには、豚肉とニンジン、ピーマンの刻みをたっぷり入れたい。
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薬味として、生姜の刻みを冷奴に乗せるのが好きだ。
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標準
rapping (a percussion instrument)
作例 · 標準
祭りの太鼓は、勇ましい刻みで観客を盛り上げた。
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盆踊りのリズムに合わせて、鉦の刻みが響き渡る。
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リズミカルな拍子木の刻みが、町の夜空に吸い込まれていった。
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標準
shredded tobacco
作例 · 標準
父は莨盆に、大事そうに刻みを詰めていた。
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古い時代劇で見るような、煙管で吸う刻みは風情がある。
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祖父の遺品の中から、使いかけの刻みが出てきた。
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標準
interval
作例 · 標準
彼の人生には、いくつかの大きな刻みとなる出来事があった。
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温度計のメモリの刻みが細かすぎて、正確な数値が読み取りにくい。
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古い柱に残された、子どもの背丈を示す刻みを見て懐かしくなった。
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