細切り
ほそぎり
名詞
標準
thin strips
文例 · 用例
山椒昆布を煮る香いで、思い切り上等の昆布を五分四角ぐらいの大きさに細切りして山椒の実と一緒に鍋にいれ、亀甲万の濃口醤油をふんだんに使って、松炭のとろ火でとろとろ二昼夜煮つめると、戎橋の「おぐらや」で売っている山椒昆布と同じ位のうまさになると柳吉は言い、退屈しのぎに昨日からそれに掛り出していたのだ。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
諸君には着物のどこか見えないところに、毛深いしっぽがあり、そしてしばしば赤ん坊の細切り料理を食べていると!
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
ちり鍋の材料は、大きなほうぼう一尾、槍烏賊三杯、白菜、根深、細切りの蒟蒻などであったが、これは決して贅を尽くした魚菜とはいえまい。
— 佐藤垢石 『姫柚子の讃』 青空文庫
もっとも冬場でも、まぐろの腹部の肉、俗に砂摺りというところが脂身であるゆえに、木目のような皮の部分が噛み切れない筋となるから、この部分は細切りして、「ねぎま」というなべものにして、寒い時分、東京人のよろこぶものである。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
八(二四三) 米は精白されたのを好まれ、膾は細切りを好まれる。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
オリーブ油をまわしかけ、細切りにしたレモンの皮を散らすのである。
— 円城塔 『鉄道模型の夜』 青空文庫
作例 · 標準
ピーマンと豚肉、それにタケノコを同じ太さの細切りにして、強火で一気に炒めて青椒肉絲を作る。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彩りを添えるために、人参をスライサーで均一な細切りにして、さっぱりとしたマリネに仕上げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
刺身の横に添えられている大根の細切りは、ベテランの料理人の包丁さばきが如実に表れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview