伽藍
がらん
名詞頻度ランク #36150 · 青空 589 例
標準
temple (esp. large one)
文例 · 用例
紫の袈裟をかけて、七堂伽藍に住んだところで何ほどのこともあるまい、活仏様じゃというて、わあわあ拝まれれば人いきれで胸が悪くなるばかりか。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
ほかの名高い伽藍にくらべて別に立派なとも思いませんが両側に相対してそびえた鐘楼がちょっと変わった感じを与えます。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
ちょうど子供がおもちゃの積み木で伽藍の雛形をこしらえようとしているのとよく似た仕事である。
— 寺田寅彦 『浮世絵の曲線』 青空文庫
それが多少でも伽藍らしい格好になるかならないかもおぼつかないくらいである。
— 寺田寅彦 『浮世絵の曲線』 青空文庫
この豊量に水に恵まれた都には、聖ピエトロ大|伽藍前のピアッツアの噴水を中心にして、僧院にも市場にも全都に散在している。
— 岡本かの子 『噴水物語』 青空文庫
青丹よし寧楽の都は咲く花の にほふがごとくいま盛りなり奈良七重七堂伽藍八重ざくら 前の和歌は当時を詠んだ古歌であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 此の五日六日、心持煩はしければとて、客にも逢はず、二階の一室に籠りツ切、で、寢起の隙には、裏庭の松の梢高き、城のもの見のやうな窓から、雲と水色の空とを觀ながら、徒然にさしまねいて、蒼空を舞ふ遠方の伽藍の鳩を呼んだ。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
其處へ入ると伽藍の高天井。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
作例 · 標準
朝の霧に包まれた広大な伽藍を歩くと、背筋が自然と伸びるような神聖な心地がする。
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この寺院の伽藍配置は、古代の様式を忠実に再現しており、歴史愛好家の注目を集めている。
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戦火を免れた古い伽藍には、数百年前の職人たちが施した精巧な彫刻が今も残っている。
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夕暮れ時、黄金色に染まる伽藍のシルエットが遠くの山並みに美しく映えていた。
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標準
temple building
作例 · 標準
威厳ある伽藍の軒下で、突然の雨宿りをしながら彫刻の細部をじっくりと眺めた。
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長い石段を登りきると、朱塗りの見事な伽藍が眼前にどっしりと姿を現した。
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伽藍の内部はひんやりと冷たく、長年焚き染められた線香の香りが深く染み付いている。
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歴史的な重要文化財に指定されたこの伽藍は、修復作業によって往時の輝きを取り戻した。
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ウィキペディア
伽藍(がらん)は、僧侶が集まり修行する清浄な場所の意味であり、後には寺院または寺院の主要建物群を意味するようになった。サンスクリット語のसँघाराम、saṁghārāmaの音写で、「僧伽藍摩(そうぎゃらんま)」「僧伽藍」が略されて「伽藍」と言われた。漢訳の場合は「衆園(しゅおん)」「僧園(そうおん)」などと訳された例があるが、通常「伽藍」とのみ呼ばれる。
出典: 伽藍 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0