汲み込む
くみこむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to fill (a container) with (water)
文例 · 用例
「そら、ポンプだ、というと呵々と高笑いで、水だらけの人間が総崩れになる中を澄まして通って、井戸端へ引返して、ウイなんて酔醒の胸のすく※でね、すぐにまた汲み込むと、提げて行くんです。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
園丁が来て花にやるために水を温室に汲み込むのを見ては、「あんなに太った百姓が大よだれをたらして居る。
— 宮本百合子 『小さい子供』 青空文庫
あとを汲み込むのは自分の役目ではないのか。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
まずバケツの孔を塞ぎ、手近な井戸の水を汲み込むことが、先決問題である。
— 中谷宇吉郎 『科学ブームへの苦言』 青空文庫
私は目をつむって、最後の一杯を汲み込むと、盥から眼をそらしたまま、部屋に逃げ込んだ。
— 江戸川乱歩 『孤島の鬼』 青空文庫
おらア先生が、肌脱ぎになって水をくみこむところを見たが、肩なんかお前、松の根っこみてえだぞ」「何言ってやがんでえ。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
その上心臓が弱いので、水を汲みこむのが大仕事であった。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
なぜならば茂りそだつ六月の日々、水の流れが涸れたときには草の葉がその水路となり、来る年々に家畜群はこの常緑の流れで飲み、草刈りは時期を失せずかれらの冬の飼料をそこから汲みこむのである。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
井戸から冷たい水を汲み込み、大きな水桶をいっぱいにした。
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お風呂を沸かすために、川から手桶で何度も水を汲み込む。
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干ばつに備えて、貯水槽に雨水を効率よく汲み込む仕組みを作る。
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