車線
しゃせん
名詞頻度ランク #9377 · 青空 49 例
標準
traffic lane
文例 · 用例
頭の中で離れ/\になつて何の連絡もなかつた色々の場所が丁度數珠の珠を絲に連ねるやうに、電車線路に貫かれてつながり合つて來るのが一寸面白かつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
庭の端の崖下は電車線路になっていて、ときどき轟々と電車の行き過ぎる音だけが聞える。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
電車線路のすぐ脇の泥濘の上に、何かしら青い粉のようなものがこぼれている。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
昔の地図と今の電車線路入りの地図と較べているうちに色々のことを発見して独りで面白がることも出来た。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
頭の中で離れ離れになってなんの連絡もなかったいろいろの場所がちょうど数珠の玉を糸に連ねるように、電車線路に貫ぬかれてつながり合って来るのがちょっとおもしろかった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
左右の電車線路を眺め渡して、越すときだけ彼女を庇うように片手を背後に添えていた逸作は、かの女がまるで夢遊病者のようになって「似てるのよ、あの子一郎に似てるのよ」などと呟きながら、どこまでも青年のあとに随き、なおも銀座東側の夜店の並ぶ雑沓の人混へ紛れ入って行くのを見て、「少し諄い」と思った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
今度は青年の方から距離を調子取って行くので、かの女は青年にはぐれもせず、濡れて電車線路の強く光る尾張町を再び渡った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
町並で山下通りの電車線路の近くは、表町通りの熾烈なネオンの光りを受け、まるで火事の余焔を浴びているようである。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
高速道路では、安全のため車線変更は早めに合図を出す。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
車線(しゃせん)とは、車道の通行を円滑に行えるように設置される帯状の部分。
出典: 車線 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0