社線
しゃせん
名詞
標準
private railway or bus line
文例 · 用例
社線、省線、社線と、又、一時間半ほど廻らなければならない。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
官吏の経済事情は、旧市内のやけのこったところに邸宅をもつことは許さないから、多数の人々は、会社線をも利用して、遙々とたつきのためにいそしんでいるであろう。
— 宮本百合子 『石を投ぐるもの』 青空文庫
井上先生の事は話さずに置いてくれたまえ」「話しゃせん」「いえ、本当に」「ハハハハ大変|恥かんどるの。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
構わんじゃないか」「少し困る事があるんだから、是非……」「好し、話しゃせん」 小野さんははなはだ心元なく思った。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
」と、自分の方へ引っぱっても、「いんえ、離しゃせん。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
わしは名古屋の河嘉の松五郎という、しがないもんやが、曲ったことは大嫌いじゃ――あんた方が、自分が悪いと思召したら、ここへ手をついてあやまっておいでやす――そうもなければ許しゃせんぞ」「何を――この忘八者めが、武士に向って僭上至極!
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「ご心配にゃ及びません、けっして渡しゃせんです」とひげの巡査は断固たる調子で言って、二人のあとを追いかけた。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
そこまで思い詰めとるもんなら、もうわしも隠しゃせん!
— 橘外男 『仁王門』 青空文庫
作例 · 標準
この地域では、社線バスが住民の足として重宝されている。
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