登楼
とうろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
climbing a tower
文例 · 用例
図に乗ってまくし立てるようだが、登楼して、おいらんと二人でぐっすり眠って、そうして朝まで、「ひょんな事」も「妙な縁」も何も無く、もちろんそれゆえ「恋愛」も何も起らず、「おや、お帰り?
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
魯八の諜報に依ると、雲水僧は登楼して以来、普通の遊客と少しも違わぬコースを取った。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
その鑑定は適中して新宿の伊賀屋といふ店へ登楼した一人の客が右の小指に火傷をしたと云つて、相方のおせんと云ふ女郎から山崎の守符を借りたことが判つた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
どうせ朝まで客は拾えないし、それにその日雨天のため花火は揚らなかったが、飛田遊廓創立二十周年記念日のことであるし、何んぞえゝことあるやろと登楼をすゝめた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
勿論断ったが、十八にも成ってと嘲けられたのがぐっと胸に来て登楼った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
後で聞きゃ、ある時も、結婚したての細君を連れて、芳原を冷かして、格子で馴染の女に逢って、(一所に登楼るぜ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ここは飛田一の家やぜ」 どうせ朝まで客は拾えないし、それにその日雨天のため花火は揚らなかったが廓の創立記念日のことであるし、なんぞええことやるやろと登楼を薦めた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
むろん断ったが、十八にもなってと嘲られたのがぐっと胸に来て登楼った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
夜景を見るために、観光客が次々と展望台に登楼した。
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城の天守閣に登楼すると、遠くまで見渡すことができた。
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祭りの日、多くの人々が花火を見るために高台に登楼した。
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標準
visiting a brothel
作例 · 標準
彼は若い頃、遊郭に登楼しては遊び暮らしていたと聞く。
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あの建物は、昔は遊女が客を待つ登楼だったそうだ。
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彼の描く浮世絵には、登楼する人々の様子がよく描かれている。
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