古仏
こぶつ
名詞
標準
ancient statue of Buddha
文例 · 用例
総持古仏は、逢茶喫茶逢飯喫飯と喝破された。
— 種田山頭火 『道〔扉の言葉〕』 青空文庫
思うに彼が、いや私がたとえナマクサ坊主であるにせよ、元古仏『半杓の水』の遺訓までは忘れることが出来ないからである。
— 種田山頭火 『私の生活』 青空文庫
趙州和尚といふ有名な唐の坊さんは、趙州古仏晩年|発心と人に云はれた丈あつて、六十一になつてから初めて道に志した奇特な心懸の人である。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
古仏と云はれた人の真似も長命も、無論自分の分でないかも知れないけれども、羸弱なら羸弱なりに、現にわが眼前に開展する月日に対して、あらゆる意味に於ての感謝の意を致して、自己の天分の有り丈を尽さうと思ふのである。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
必ずしも仏の前に菊を供へたるにもあらず、必ずしも仏堂の側に菊の咲きたるにもあらず、強ひて場所の関係を言はば菊も古仏も共に奈良にあるまでの事なり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
作者の奈良に遊びし時あたかも菊の咲く頃なりしなるべく、従つてこの句を以て奈良を現はしたるなるべしといへども、しかも菊花と古仏との取り合せは共にさび尽したる処、少しも動かぬやうに観ゆ。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
空即空、色是色、――道元禅師の御前ではほんたうに頭がさがる、――日本に於ける最も純な、貴族的日本人、その一人はたしかに永平老古仏。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
啓迪を読みつゞける、元古仏の貴族的気禀に低頭する。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
古いお寺には、数百年もの時を経た見事な古仏が安置されており、静かに参拝者を見守っている。
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美術館で、飛鳥時代に作られたという古仏を鑑賞し、その繊細な美しさに感動した。
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彼は古仏の研究に生涯を捧げ、多くの貴重な発見をしてきた著名な学者だ。
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