小豆
あずき異読 しょうず・アズキ
名詞頻度ランク #17291 · 青空 325 例
標準
adzuki bean (Vigna angularis)
文例 · 用例
藪入の夢や小豆の煮えるうち 藪入で休暇をもらった小僧が、田舎の実家へ帰り、久しぶりで両親に逢ったのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
子供に御馳走しようと思って、母は台所で小豆を煮ている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
藪入りの寝るや小豆の煮える中 という句を作り、さらに春風馬堤曲を作る蕪村は、他人の藪入りを歌うのでなく、いつも彼自身の「心の藪入り」を歌っているのだ。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
先ず裏の畑の茄子|冬瓜小豆人参里芋を始め、井戸脇の葡萄塀の上の棗、隣から貰うた梨。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
紺碧のナポリの湾から山腹を逆様に撫で上げる風は小豆大の砂粒を交えてわれわれの頬に吹き付けたが、ともかくも火口を俯瞰するところまでは登る事が出来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
小豆色のセーターを着た助手が、水道のホーズから村山貯水池の水を惜気もなく注いで、寝台自動車に冷たい行水を使わせている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
初めのうち、清三は夏休み中、池の水を汲むのを手伝ったり、畑へ小豆の莢を摘みに行ったりした。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
彼等と一緒に兵タイに取られ、入営の小豆飯を食い、二年兵になるのを待ち、それから帰休の日を待った者が、今は、幾人骨になっているか知れない。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
作例 · 標準
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