一回
いっかい
名詞副詞
標準
once
文例 · 用例
宮沢賢治全集刊行に際して中原中也 宮沢賢治全集の、第一回配本が出ました。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、煙草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
第一回の講義の始めに、人間本位の立場から物理学を解放すべきことや物理的世界像の単一性などに関する先生の哲学の一とくさりを聞かせた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
この谷を一回、大きい徒渉をやる、つづいて二回の小徒渉をやる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
二 裾野の水車 本年の富士登山二回の中、第一回は大宮口から頂上をかけて、途中で泊らず、須走口に下山、第二回は吉田口から五合目まで馬で行き、そこの室に一泊、御中道を北から南へと逆廻りして、御殿場に下りた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
これが、二年、三年、あるいは五年に一回はきっと十数メートルの高波が襲って来るのであったら、津浪はもう天変でも地異でもなくなるであろう。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
それで日本のような、世界的に有名な地震国の小学校では少なくも毎年一回ずつ一時間や二時間くらい地震津浪に関する特別講演があっても決して不思議はないであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
明治から貞観まで約千年の間にこの程度の颱風がおよそ何回くらい日本の中央部近くを襲ったかと思って考えてみると、仮りに五十年に一回として二十回、二十年に一回として五十回となる勘定である。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
作例 · 標準
このアトラクションは、一度乗るともう一回乗りたくなるね。
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昨日、駅で偶然彼に一回だけ会ったんだ。
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テストは一回きりのチャンスだから、しっかり準備しないとね。
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とりあえず一回やってみて、それから判断しよう。
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