両雄
りょうゆう
名詞
標準
two great men
文例 · 用例
両雄並び立たず、一番勝敗を決すべい。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
島野もここに至って、あきらめて、ぐッと砕け、「どうです、一ツ両雄並び立とうではありませんか、ものは相談だ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「ふむ、立つか、見事両雄がな。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
) 多磨太は頷いて身を退いて、両雄いい合わせたように屹とお雪を見返った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
尤も両雄並び立たずで、紅葉は本より美妙の指揮を仰ぐを欲しなかったろうし、美妙は一歩を先んじて乗出した一日の長を頼んでいたに相違なく、ドチラにも同感すべき事情があったと思うが、左に右く紅葉の政治的才幹が硯友社を結束し、美妙が忽ち背いて孤立したのが二者の成功を著るしく懸隔さした一つの原因であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
然るに『我楽多文庫』公刊|匆々二人が忽ち手を別ってしまったはいわゆる両雄|聯び立たずであって、陽には磊落らしく見えて実は極めて狭量な神経家たる紅葉は美妙が同人に抜駈けして一足飛びに名を成したのを余り快よく思わなかったらしい。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
意外の事実 1「藤枝君」「林田君」 両雄はこう云つたきり、しばらくは一言も発しなかつた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
何しろ両雄の挾み打ちを受けるのはいくら僕でも難渋だからね。
— 芥川龍之介 『続野人生計事』 青空文庫
作例 · 標準
テニス界の両雄が、ついにグランドスラムの決勝戦という最高の舞台で激突する。
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業界トップを争う両雄の合併ニュースは、経済界に計り知れない衝撃を与えた。
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かつては覇権を争った両雄だが、晩年は互いの実力を認め合い、よき囲碁仲間となった。
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