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レーヨン

レーヨン異読 レイヨン
名詞
1
標準
rayon
文例 · 用例
サイは謂わば千人針の東京へ出て来て暮すようになったのだったが、赤い糸を縫いつける黄色い布地も、きのうあたり頼まれて手にとったのは木綿でなく、妙なレーヨンの綾織のようなものになっていた。
宮本百合子 三月の第四日曜 青空文庫
レーヨンの発達が、生糸を圧迫し、生糸の生産原価の低廉が、綿糸へ影響し、そのレーヨンが、近来、人造羊毛のために、四苦八苦しているなんざ、よくしたものさ。
直木三十五 ロボットとベッドの重量 青空文庫
その右側には、新らしい、レーヨンの色彩的な、日本的パジャマをきたロボットが、微笑んでいた。
直木三十五 ロボットとベッドの重量 青空文庫
お通は渦巻く砂塵をとおして左手を振りながら、ただそれに応えたが、ひょいと自分が行きつくまでにあいつを――こないだしみじみと見ておいたあのレーヨン錦紗を、ご連中の誰かに買われてしまいはしないだろうかと考えた。
犬田卯 錦紗 青空文庫
十円は母からことずかって兄貴と自分の野良着に仕立てる紺木綿を買う予定のもの、そして残りの五円なにがしこそ、この前買えなくて、ただ「この次に買うから誰にも売らないで……」と念を押しておいた例のレーヨン錦紗のために、二週日以来傍目もふらずにかせぎためた虎の子だったのである。
犬田卯 錦紗 青空文庫
午後も畑へ出るつもりでいると、お梅とお民がけばけばしいレーヨンの春衣で、きゃっ、きゃっとはしゃぎながら訪ねて来た。
犬田卯 錦紗 青空文庫
二人の友達もきっとあのレーヨン錦紗の幾反かを見せられたに相違ない。
犬田卯 錦紗 青空文庫
あのレーヨン錦紗がちゃんと残っている……きっと俺のものになる運命なんだ。
犬田卯 錦紗 青空文庫
作例 · 標準
このブラウスは光沢のあるレーヨン素材でできており、シルクのような滑らかな肌触りが特徴だ。
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レーヨンは吸湿性に優れている反面、水に濡れると縮みやすいため、洗濯表示をよく確認する必要がある。
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彼女は風に揺れる鮮やかな赤色のレーヨンのスカートを履いて、夏の午後の街を歩いていた。
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