孺子
じゅし
名詞
標準
child
文例 · 用例
女は隅へ蹙められたやうに成つて居たが軈て毛孺子の黒い笠の紐を締め直して、輕くなつた籃を擔いて去つてしまつた。
— 波の上 『佐渡が島』 青空文庫
里見の防禦使となって堂々対敵しても逃路に待ち伏せする野武士のような役目を振られて、シカモ首尾よく取り逃がして小水門目輩|孺子をして名を成さしめてる。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
彼が弱き者のしいたげらるるを見る時は、必ず常に、孺子をとらえて井中に投ぜんとするを目撃するがごときの感をなすも、ひっきょうこれがためである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
然れども孺子の為に辱めらるること此に至る。
— 芥川龍之介 『八宝飯』 青空文庫
又孺子を廢して皇帝となるに及び、劉といひ、周にありては陳、齊にありては田、濟南にあつては王といふ、尚書にも「惇序九族」といふ事あれば、この五姓を以て宗室となすべしといひて、自ら堯の禪をうけた虞舜の氣取をした。
— 狩野直喜 『楊雄と法言』 青空文庫
張飛はくわっと口をあいて、「孺子っ。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
そこで、曹仁自身も先に立ち、「周瑜孺子。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
ふたたび、われの忠言を聞け」 こう城へ向っていうと、やがて※昭は、櫓の上に姿をあらわして、「孺子。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
「孺子、教えるべし」という言葉の通り、彼は幼いながらも非常に聡明だった。
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その賢者は、集まった孺子たちに人生の教訓を優しく語り聞かせた。
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孺子のあどけない笑顔は、戦火に疲れた人々の心を束の間癒した。
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標準
stripling
作例 · 標準
彼はまだ孺子の域を出ない若者だが、剣の腕前は大人顔負けだ。
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王国の未来を担う孺子として、彼は厳格な教育を施されている。
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孺子の身で戦場に立つのは、あまりにも残酷な運命と言わざるを得ない。
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