樹脂
じゅし
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #12277 · 青空 75 例
標準
resin
文例 · 用例
薄曇りの空が針葉の間から隙いて見える、根を張り樹脂の多い、男松の印象を此の顔は与へた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
樹脂の香に 朝は悩まし うしなひし さまざまのゆめ、森竝は 風に鳴るかなひろごりて たひらかの空、 土手づたひ きえてゆくかなうつくしき さまざまの夢。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
木乃伊を作るには始め塩水に死体を漬け種々の樹脂の類を塗って固めたものらしい。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
小松のみどりが強烈な日光に照らされて樹脂中の揮発成分を放散するのであろう。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
だから街道は日によってはその樹脂臭い匂いや、また日によっては馬力の通った昼間の匂いを残していたりするのだった。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
陳者、予てより御通達の、潮流研究用と覚しき、赤|封蝋附きの麦酒瓶、拾得次第|届告仕る様、島民一般に申渡置候処、此程、本島南岸に、別小包の如き、樹脂封蝋附きの麦酒瓶が三個漂着致し居るを発見、届出申候。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
私たちは、それから、お父様とお母様にお手紙を書いて大切なビール瓶の中の一本に入れて、シッカリと樹脂で封じて、二人で何遍も何遍も接吻をしてから海の中に投げ込みました。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
(飛行機に残つたのは僕、 バットの空箱を蹴つてみる)三歳の記憶縁側に陽があたつてて、樹脂が五彩に眠る時、柿の木いつぽんある中庭は、土は枇杷いろ 蝿が唸く。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
作例 · 標準
この3Dプリンターは、紫外線で硬化する特殊な樹脂を使用している。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
樹脂製のパーツは軽くて丈夫なため、自動車の部品として広く使われている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
松の木から染み出した樹脂が、長い年月をかけて琥珀へと変化した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview