座右の書
ざゆうのしょ
表現名詞
標準
one's desk-side book
文例 · 用例
『聖書』は今も私の座右の書である。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
島地大等先生の編纂された『聖典』は、現在も私の座右の書となっている。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
長さは十七間余、幅は二間半、馬力は六十、小さくとも、その辺でなければなるまいと思うている」「なるほど」「まあ、これを一つ見てくれ」 甚三郎は座右の書類の中から、一枚の折り畳んだ絵図面を取り出しました。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
さびしき二人の作品は座右の書物から興会を得たものではなく、直接道途の観察と※旅の哀愁から得たものである。
— 永井荷風 『冬日の窓』 青空文庫
その時この人の座右の書冊、それは「安政三十二家絶句」というのを手に取ると、その中の紙をメリメリと引き破り、幾枚か引き破ってそれをまた細かにし、細かにしてまた紙撚をこしらえはじめたのであります。
— 如法闇夜の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
手許の本を捜しても見当らぬから、図書館へ行つて用を済ますといふやうなことも、健康者にしてはじめて出来るので、居士のやうな常病人は何事も座右の書物で用を弁じなければならぬ。
— 柴田宵曲 『貸借』 青空文庫
作例 · 標準
彼の座右の書は、何度も読み返されて表紙が擦り切れていた。
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ビジネスマンにとって、自己啓発本が座右の書となることも多い。
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哲学書が私の座右の書で、人生の岐路に立つたびに読み返している。
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